先週、最終回でもないのに15分拡大という快挙(暴挙かしら?)に出た「CH ANGE」(毎週月後9時〜、フジテレビ系)。ちょっと驚きましたが、スタート も異例でしたし、この際いろいろ試してみるのも悪くないかなと思います。
それにそれまでの割とノホホンとした流れに少々物足りなさを感じ始めていたの で、ググッとシリアスな展開に「おっ♪」と思ってたら、今週はいきなり朝倉ソ ーリ失踪。それもヒッチハイクで成り行きのまま福岡の実家に戻ってたとは?! タハハっ、こーゆーところが一部週刊誌に「荒唐無稽」なんて書かれちゃうので しょうが・・。
ただ「ドラマはドラマ。あくまで作り物なんだから」と、頭の中では分かってい ても、どうしても現実と比較したくなっちゃうものですよね。それに現実の政治 がどーもぐずぐずと煮え切らない分、せめてフィクションの中だけでも納得した い、スッキリしたいって思うのも仕方ありません。
そういう意味で確か4回目でしたか、ミズクラゲのお話の時はもうすごく気持ち 良くなっちゃって(笑)。政府関係内ではすっかり「カタが付いている件」のは ずの、ダム建設とミズクラゲによる漁業被害の因果関係。サインをすればそのま ま流れていくはずだったのに、「自分でちゃんと理解できてないのに署名は出来 ない」と言う朝倉ソーリに「おおっ・・」と一瞬熱くなっちゃいました。
でも、こういう前例を作ったら他の同様の事案も認めざるを得なくなる。そした ら国の財政は破綻するがそれでもいいのか?と問われ、『そうなったらそうなっ たで仕方がない』というのには、「えっ?そ、それはマズイんじゃ・・」と思っ てしまった典型的一般庶民のあたくし。正しく美しい選択も一つ二つならいいけ ど、それが我が身にも関係してくるとなると話は別っていうのが、我ながら情け ないところです(涙)。
でもね、その時いろいろ思ったんです。普段現実の政治にほとんど傍観者である 自分がドラマの中のこんなエピソードにさえ、コロリと豹変する・・。 一緒にしてはいけませんが、政治家の方たちも多分当初は義憤に駆られ高い志を もっていたはずなのに、それがどこでどうやって濁っていくのか、その変わり目 〜CHANGE〜とは何なのか。そこをドラマの世界でもいいから見せて欲しい なぁ、と。
『せめてドラマでは理想を貫いて欲しい。夢を見させて欲しい』と思う人もいる だろうし、勿論それもドラマの効用のひとつ。だけど、これに限ってはうまく行 くのなんて見たくない。思いっきり痛烈な苦いエンディングを期待しています。
それにしても寺尾聰さん(神林役)、ホント巧いなぁ。誰かモデルでもいるのだ ろうかと、ついキョロキョロしちゃいます(笑)。